こんにちは!
今回は、林明子さん作の絵本
「おつきさまこんばんは」
についてレビューしていきます!
この絵本は、保育園では
お昼寝前に読むことが多かったです。
優しい絵と、
ゆったりと進むような雰囲気の物語が
お昼寝前にぴったりでした。
読み終わったあとに、
一人ずつお月様に
「おやすみなさい」を言ってお布団に入ったり、
まだおしゃべりができない時には、
表紙の絵にタッチをしてから
お布団に入ったりもしていました。
自分の子どもには、
夜寝る前に読むことが多かったです。
この絵本は、
寝る前のゆったりとした時間に読むのが
最適な絵本だと思います。
今回は、元保育士の私がおすすめしたい絵本
「おつきさまこんばんは」の
魅力について
詳しく解説していきますので
ぜひ最後まで読んでくださいね!
絵本「おつきさまこんばんは」のあらすじ
この「おつきさまこんばんは」の絵本は
夜になってお月様が出てくるお話です。
表紙にも大きなお月様が描かれており、
どこかアンパンマンのような
まあるいフォルムが子どもに人気です。
表紙を見ただけで保育園の子ども達は
にこっと笑顔になっていました。
夜空にきれいなまん丸の
お月様がでてきて挨拶をします。
ところが
どこからか大きな雲がやってきて、
お月様のお顔をすっぽりと隠してしまい、
お月様が見えなくなってしまいます。
お月様はこの後
いったいどうなってしまうのでしょう、、、。
「おつきさま こんばんは」の絵本は
ほんわかと癒されるお話と、
絵のきれいさに子どもだけではなく
大人も何度も読み返したくなる絵本の1つです。
絵が本当に丁寧に描かれていることが伝わり、
やさしいタッチで美しく
子ども部屋の見える位置に
飾りたくなるような表紙です。
絵本「おつきさまこんばんは」の魅力について徹底レビュー
子どもの感情を育てる絵本
有名な絵本のようですが、
恥ずかしながら
保育士になるまで知りませんでした。
この絵本を知ったきっかけは、
図書館でたくさん置いてあったことから
子どもに人気の本なんだろうなと思い、
借りてきたことがきっかけです。
図書館から借りてきて
1歳児クラスでこの本を読んだところ、
初めて読むにも関わらず
とってもうれしそうな笑顔を見せたことに驚きました。
読み進めていっても
ずっとニコニコしていて、
みんなの反応も良く、
まだ言葉がしゃべれない子でさえも、
どの本にしようか?と何冊か絵本を出すと、
この絵本を指さしていたので、
図書館に返却した後は、
すぐに本屋さんで購入しました。
子ども達は、
初めのうちは、
お月様を見て
ずっとニコニコしているだけでしたが、
何度も読んでいくうち、
表情の変化がみられるようになりました。
お月様が屋根の上からちらっとひかりが見えると、
絵本のその部分を指し、
何か訴えかけるような表情をするようになり、
次のページでお月様の全体が登場すると
にこっと大きな笑顔を見せます。
雲さんが登場して
お月様を隠してしまう場面では、
手で雲さんを払うかのようなしぐさを見せたり、
困ったような表情をするなどの変化が見られました。
最後に雲さんがどいて、
再びお月様が登場する場面では
安心したような笑顔を見せて、
たった数ページで色々な表情を
見せるようになりました。
子どもの感情を育てるのに
とても役に立つ絵本だと思います。
「おつきさまこんばん」は
短いお話ではありますが、
起承転結がしっかりとしていて、
子どもの豊かな感情を育てるのに
とても役に立つ絵本だと思います。
夜の暗い背景と
お月様の明るい光のコントラストが
小さい子どもにも見やすいようなので、
0歳児のころからでも
読みやすい絵本となっています。
指差しを始めた子どもも、
わかりやすいからか
よくお月様を指差ししていました。
天体に興味を持つきっかけになる絵本
息子も1歳を過ぎたころから
外で本物のお月様を見つけると
とても嬉しそうに教えてくれました。
おそらくこの絵本を読んでいたことが
影響しているのではないかと思います。
小学生になった今でも
夜の空に興味を持ち
満月の日は教えてくれたり、
右半分のお月様は上弦の月か?下弦の月か?と
クイズを出してきたり、
月食などは写真に収めたりしています。
天体に興味を持つことが出来たのも良かったと思います。
物語が短すぎるかなと思いましたが、
赤ちゃんからでも読みやすい絵本としては
ちょうどいいのかなと思います。
出来れば別にこの物語の
もう少し長いバージョンを作ってほしいと思うくらい
子どもも私も気にいっている作品です。
保育園でもとても人気だったため、
自作で手袋シアターも作ってしまいました。
子ども達にとても人気で
よくリクエストされてやっていました!
まとめ
寝かしつけにおすすめの絵本
寝かしつけは、毎日の事で、
すぐに寝る子もいますが、
なかなか寝られない子もいて大変ですよね。
こうすればすぐに寝る!という魔法の方法はありませんが、
絵本を一冊読むというルーティンがあるといいかもしれません。
長すぎないから無理なく読める
自分がちょっと疲れている時でも、
この絵本だと長くないため、
ゆったりと読むことができます。
子どもが覚えて、自分で読む事ができる
そして短い話で絵が分かりやすい事から、
まだ字が読めない時でも、
子どもが自分で
「おつきさま こんばんは」
と言いながら
絵本をめくって楽しむ事ができ、
今日は読んであげる!と言って
読んでくれたりもしました。
寝かしつけで悩む事もありましたが、
この絵本には
癒されたり、
助けられたりしたな、
と思える一冊です。
「おつきさまこんばんは」を
たくさんの親子におススメしたいです。
この記事が絵本
「おつきさまこんばんは」の
購入を検討している方の参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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乳児向け絵本
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