元保育士がおすすめする保育園で人気の読み聞かせ絵本！お出かけや遠足が楽しみになる「ぐりとぐらのえんそく」のレビュー

こんにちは！

今回は、
子ども達に大人気の絵本
ぐりとぐらシリーズの
「ぐりとぐらのえんそく」
についてレビューしていきます！

この絵本は、
保育園では遠足の前に、
子ども達が遠足が楽しみになるように
読む事が多かったです。

自分の子どもには、
週末忙しくなく
のんびり散歩に行けるかな、
などという日の前日に読んでいました。

子どもにとって、
お弁当を入れたリュックを背負っての
遠足やおでかけというのは、
いつもとはちょっと違う、
特別なおでかけです。

この絵本を読む事で、
もっと楽しみになるのではと思います。

今回は、
元保育士の私がおすすめしたい絵本
「ぐりとぐらのえんそく」の魅力について
詳しく解説していきますので
ぜひ最後まで読んでみてくださいね！

絵本「ぐりとぐらのえんそく」のあらすじ
絵本「ぐりとぐらのえんそく」の魅力について徹底レビュー
まとめ
1. お出かけがもっと楽しくなる
2. ぐりとぐらに癒される

絵本「ぐりとぐらのえんそく」のあらすじ

この「ぐりとぐらのえんそく」の絵本は
お料理することと、
食べることが大好きな
野ねずみのぐりとぐらが、えんそくに行くおはなしです。

ぐりとぐらは、
お弁当をリュックに入れて、
水筒を持って遠足に行きます。

野原まで歩き、
伸びをして、
そろそろお弁当の時間かなと、
時計を見るとまだ10時になったばかり。

そこで、体操をしてみますが
まだまだお昼にはなりません。

今度はマラソン！と
二匹で走りながらどんどん進むと、
何かが足にからまって転んでしまいます。

それはくもの巣でも草でもなく毛糸でした。

長い毛糸を巻きながら進んでいくと、
毛糸はどんどん大きくなり
持てないくらいの大きさになり、
二匹で転がしながらさらに巻いていきます。

丘を登り森に入ると、
毛糸は一軒の家の中に続いており、
ぐりとぐらは
家の中に入っていきます。
毛糸の先は
なんと
くまさんのチョッキにつながっていました。

この後、ぐりとぐらは
いったいどうなってしまうのでしょう。

遠足は無事に終えることはできるのでしょうか。

「ぐりとぐらのえんそく」のお話は
ほんわかしたお話と、
なんといっても
ぐりとぐらのかわいさに癒され
大人も何度も読み返したくなる絵本の1つです。

絵本「ぐりとぐらのえんそく」の魅力について徹底レビュー

この絵本は、中川季枝子さん作　
山脇百合子さん絵の作品で、
ぐりとぐらのシリーズは
「ぐりとぐらのおきゃくさま」
「ぐりとぐらのかいすいよく」
などたくさん出版されています。

中川さんと、山脇さんは姉妹で、
姉の中川さんは保育士をされていたそうです。

仲良し姉妹だったのかな？
そこから仲良しのぐりとぐらが生まれたのかな？
保育士さんの経験があるからこそ、
子どもや保育士、
そして大人の心もつかんでしまうような、
すばらしい絵本が生まれたのかな？
なんて想像がふくらみます！

遠足のがもっと楽しみになる

保育園では、
遠足の前に
この絵本を読んでいました。

遠足当日は、
お弁当がなにより楽しみな子ども達。

歩きながらも、
ぐりとぐらのように、
10時頃には「お弁当まだ？」
という子もいます。

でも
「ぐりとぐらが、野原についたばかりの時間かな。」
などと教えると、
まだ、という不満より、
楽しい気持ちで待つことができていたように感じました。

目的地に着いてから、
お弁当の時間まで
もう少しあるけどどうしようか？
と子どもたちに相談すると、

「じゃあ、ぐりとぐらみたいに体操しよう！」
「マラソンしよう！」

など、絵本をヒントにしたアイデアが出てきて、
とてもうれしかったです。

お出かけが冒険になる

息子に読み聞かせをした次の日には、
小さいリュックにおにぎりと飲み物を入れて、
ぐりとぐらの気分でお散歩にでかけたりしました。

豪華なお弁当じゃなくても、
とっても喜んでくれました。

公園などの目的地を決めてのお散歩もいいですが、
たまには目的地は決めずに、
道が分かれている所で、
「どっちに行ってみようか？」
と選んでもらったりする冒険も楽しいです。

そうやって歩いていると、
知らなかった
小さい公園を発見したりできたりして、
そこでおにぎりを食べて休憩をしたり、
なんてこともありました。

子どもにとっても、
私にとっても楽しい冒険になりました。
（保育園でのお散歩では、
目的地までの安全確認を行った上で、
目的地や所要時間などを
あらかじめ決めて出発するので
こんなふうにはできませんが・・・）