こんにちは!
今回は、絵本「ぴたっ!」について
レビューしていきます!
この絵本は本をめくると
隣のページの絵と
次のページの絵が重なり、
空いている穴が
様々な形を作り出すというものです。
文字は
「〇〇と〇〇が、
ぴたっ!」という
簡単な文字になっています。
小さい子で
物語が分からない子どもでも
視覚でとらえる事ができ、
子どもと声を合わせて
「ぴたっ!」
と言うのが楽しい内容になっています。
「ことりさんとことりさんが、ぴたっ!」
「くまさんとくまさんがぴたっ!」
ただそれだけの内容なのですが、
その場で聞いている子どもたちは
一体感が生まれ、
次は何と何がぴたっ!とするのか
想像力が膨らみます。
言葉をためて、
ページをめくるタイミングなど
工夫をすると、
面白く子どもたちが
興味を持つ事は間違いありません。
今回は、
元保育士の私が
絵本「ぴたっ!」の
魅力について
詳しく解説していきますね!
絵本「ぴたっ!」とはどんな内容?
0歳、1歳、2歳におすすめ
保育園でも
子ども達が
「ぴたっ!」の絵本を
読んでほしいと
持ってきたり
自分でも
楽しそうのに
何度も何度もめくって
楽しんでいました。
ストーリーがきちんと
あるわけではないので、
めくったり戻ったりと
絵を楽しむ事が出来ます。
何度でも読んであげたいし、
読んで欲しい
内容になっています。
前述したように
ストーリーを楽しむ事が
メインの絵本ではありません。
大人と子どものコミュニケーションの手段
大人と子どもの
コミュニケーション手段として
一緒に楽しむのが
活用方法の
一つなのではないかと思います。
絵本の良い所の一つ
親子のコミュニケーションが
楽しくとれる絵本です。
大きくなって
物語を楽しめるようになれば
一人でも読める
児童書になっていくでしょう。
その前の段階として
本が好きな子になるように
親子で楽しめる絵本、
その絵本に
この
「ぴたっ!」は
おすすめです。
単語の響き・リズムが覚えやすい
言葉を覚えたての子どもが
簡単に言える単語の響き。
思わず言いたくなるリズム。
絵本に空いている穴が、
めくる度に変化するわくわく感。
想像力が働く
子どもの視線になって
作られているとともに、
想像力が身に付きます。
絵本「ぴたっ!」は親子のコミュニケーションツール
形はそれぞれ見え方が変わってくる
形は丸だったり
ハートだったり
なじみがあるもので、
子どもに
何に見えるか聞くと
様々な答えが返ってきます。
大人が見て、
ただの丸でも、
子どもにとっては
車のタイヤだったり
大好きなドーナツだったり、
見え方は千差万別。
会話を通して脳への刺激に
会話を通して
自分の意見を言ったり
違う意見を知ったり
可愛いイラストに刺激されたりと
様々な脳への刺激を期待出来ます。
厚紙でしっかりした素材なので、
子どもが何度もめくっても
長く使えるくらい
しっかりしています。
色も灰色が多く
それがかえって
見分けやすい
仕様になっています。
想像力や発送を膨らませるヒントに
会話も楽しむことが
できる絵本なので、
親や提供する大人が
想像力や
発想を
膨らませてあげられると
良いと思います。
言葉や会話が苦手だと、
どのように活用すれば
子どもが興味を
持ってくれるか分からず
戸惑うかもしれません。
絵を見ながら
書いている物語を読む方が
得意な方もいると思います。
会話なしに読むと
1分もかからず終わります。
読む時のこつ
高揚とタイミング
抑揚つけてみたり
めくるタイミングを
少しじらすだけでも
楽しくなりますよ。
質問してみる
また、
「何の形に見える?」と
話かけてみるだけでも大丈夫です。
触ったり、見るだけでも
言葉が話せない年齢だと、
読んであげながら
形を指でなぞったり
色や形を見るだけでも
刺激になると思います。
まだ言葉が出ていない
0~1歳の子も
指差ししたりと
興味を示していましたよ。
まとめ
仕掛け絵本は
紙が薄い物が多くて
保育園で人気の絵本は
たくさんテープで
補修していました。
この絵本
「ぴたっ!」は
厚紙で丈夫なので
あまりやぶれませんでした。
これからは
自分に意見を
自分の言葉で
説明することが
大事になっていきます。
小さい頃から
親と意見を交換したりする
場として
絵本という媒体は
とても優秀だと思います。
お互いを否定することなく
絵本を通して
自分には
こんな風にも見える
そんな思いを
のびのびと
楽しく伝えあえると
いいですよね。
考える力、
それを言葉にし
自己主張する力が
絵本を通じて養われると
いいなと思います。
この記事が、
絵本「ぴたっ!」の
購入を検討している方の
参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでくださり
ありがとうございました!