5歳児の発達と絵本の読み聞かせの大切さ
5歳児は、
自立心が芽生え、
社会性が発達する時期です。
友だちとの関係を大切にし、
協力や分かち合いの
重要性を
理解し始めます。
また、
論理的思考力や
問題解決能力も
育ってきます。
物語を聞きながら
自分なりに考えたり、
意見を述べたり
することが
できるようになります。
この時期に
絵本の読み聞かせは
非常に重要です。
絵本を通して
様々な世界を体験し、
価値観や 感受性を
育てることができます。
また、親子で
一緒に過ごす時間が
増えることで、
心の安定感を
得られます。
絵本の読み聞かせの効果
言葉の発達
5歳児は
言葉の理解力が増し、
自分の気持ちや考えを
的確に伝えることが
できるように なります。
絵本を通して
新しい言葉や
表現を学び、
語彙力が
豊かになります。
想像力と創造力の育成
物語の中で
様々なシチュエーションを
体験することで、
想像力が
豊かになります。
絵本を読みながら
自分なりの物語を
作り上げる力も
養われます。
感情の理解と共感
絵本の登場人物の
気持ちや 行動を
理解することで、
他人の感情に
共感する力が
育ちます。
これは友だちとの
関係を築くうえで
非常に重要な
スキルです。
親子の絆を深める
絵本の読み聞かせは、
親子の
コミュニケーションの
時間でもあります。
一緒に本を読むことで、
お互いに気持ちを
共有し、
絆を深めることが
できます。
絵本「わんぱくだんのひみつきち」 岡本颯子 作
あらすじ
「わんぱくだんのひみつきち」は、
三人のわんぱくな
子どもたちが
ひみつきちを作り、
そこで冒険を繰り広げる
物語です。
子どもたちは
ひみつきちから
始まる
冒険が
想像力を
豊かにしてくれます。
読み聞かせのポイント
わんぱくだんのメンバーが
協力し合いながら
ひみつきちを
作るシーンでは、
子どもたちに
協力の大切さを
伝えることが
できます。
また、冒険のシーンでは、
緊張感やワクワク感を
表現することで、
子どもたちの
興味を引き付けます。
親子で楽しむポイント
この絵本は
保育園でも人気で
この絵本を読んだ後は
みんなで
わんぱくだんごっこを
していました。
シリーズであるので
ぜひ他のわんぱくだんも
読んで欲しいです。
また、絵本を読んだ後、
親子で 一緒に
ひみつきちを作って
みるのも楽しい活動です。
段ボールや布を使って
自宅で簡単に
作ることが
できます。
ひみつきちの中で
お茶をしたり、
お話をしたり
することで、
親子の絆が
さらに深まります。
絵本 バムとケロのおかいもの 島田ゆか 作
あらすじ
「バムとケロのおかいもの」は、
バムとケロが一緒に
おかいものに出かける
楽しい物語です。
買い物の途中で
さまざまな出来事が起こり、
二人はその都度工夫して
問題を解決していきます。
読み聞かせのポイント
一つひとつの絵が
本当に
丁寧に
描かれているので
ぜひ
細かいところまで
ゆっくり一緒にみて
たくさん
発見をして
ほしいです。
親子で楽しむポイント
この絵本も
とても人気で
シリーズになっています。
他のシリーズで
出ていた
キャラクターが
この絵本にも
出ていたりと
何度読んでも
発見が多い
絵本です。
保育園でも
とても人気で
全体への
読み聞かせをした後
自由遊びの時に
「先生、本見せて」と
もう一度
ゆっくりみたい
という子が多かった
絵本でもあります。
お話だけでなく
親子でゆっくり
絵も楽しんで欲しい
絵本です。
絵本「妖怪遊園地」 宮部みゆき 作
あらすじ
「妖怪遊園地」は、
主人公が
妖怪たちが経営する
遊園地に迷い込む
ファンタジー物語です。
怖くてユニークな
妖怪たちとの
出会いや遊園地での
冒険が描かれています。
読み聞かせのポイント
妖怪たちとの
出会いのシーンでは、
少し怖い雰囲気を
作りながら
読み進めることで、
子どもたちの
興味を引き付けます。
また、絵の中の
細かい字も
楽しいので
読んであげると
良いと思います。
親子で楽しむポイント
この絵本も
とても人気で
シリーズになっています。
ぜひ他の妖怪シリーズも
読んで欲しいです。
また、絵本を読んだ後
親子で
どれに乗りたいか、
どうしてそれに
乗りたいのかを
お互いに話すのも
楽しいですよ。
終わりに
「わんぱくだんのひみつきち」
「バムとケロのおかいもの」
「妖怪遊園地」
これらの絵本は、
5歳児の
発達に非常に良い影響を
与えます。
絵本の読み聞かせを
通じて、
言葉の発達や
想像力、
共感力を
育てることができます。
親子で 一緒に
絵本を楽しむ時間を
大切にし、
心温まるひとときを
過ごしましょう。