4歳児にぴったりの絵本 ぐりとぐらのえんそく あな そらまめくんのベッド
こんにちは、
元保育士のれいです。
今日は
4歳児向けの
素敵な絵本を紹介します。
4歳児の発達について、
そして
絵本の読み聞かせが
どれほど重要かを
一緒に考えてみましょう。
今回紹介するのは、
「ぐりとぐらのえんそく」(中川李枝子作)、
「あな」(谷川俊太郎作)、
「そらまめくんのベッド」(なかやみわ作)です。
4歳児の発達の特徴と絵本の読み聞かせの効果
身体の発達
4歳になると、
子どもたちは
運動能力が
ますます向上します。
自転車に乗ったり、
走ったり、
跳ねたりすることが
大好きです。
手先も器用になり、
細かい作業が
できるようになります。
言語の発達
言葉の発達が
著しい時期です。
新しい言葉を
どんどん覚え、
文章を使って
話すことが増えます。
質問が増え、
会話が
ますます
楽しくなります。
社会性の発達
友だちと一緒に
遊ぶことが楽しくなります。
ルールのある
ゲームを楽しみ、
協力して
遊ぶことが
できるようになります。
共感の気持ちも育ち、
友達の気持ちを
理解しようとします。
認知の発達
考える力が
どんどん育ちます。
パズルや
ブロック遊び、
絵を描くことに
夢中になります。
物語の展開を
予想したり、
問題を解決する
能力が発達します。
このような発達をふまえて
4歳児の発達を
より伸ばしてあげられるような
絵本を選ぶことが
大切になります。
絵本『ぐりとぐらのえんそく』 なかがわ りえこ・やまわき ゆりこ 作
あらすじ
「ぐりとぐらのえんそく」は、
人気シリーズ
「ぐりとぐら」の
一冊です。
ぐりとぐらは
仲良しのねずみ。
今日は
楽しみにしていた
遠足の日です。
二人はピクニックの
準備をして、
大きなかごに
美味しい
お弁当を
詰めて出かけます。
道中で
さまざまな冒険をし、
楽しい時間を
過ごします。
おすすめポイント
ぐりとぐらの
冒険を通じて、
子どもたちは
友達との協力や
楽しさを学びます。
また、
自然の中での
冒険は、
子どもの好奇心を
刺激し、
想像力を
豊かにします。
読み聞かせのコツ
ぐりとぐらの
キャラクターに合わせて
声のトーンを変えて読むと、
物語がさらに
楽しくなります。
ピクニックのシーンでは、
お弁当の内容を
一緒に想像しながら
読むと良いでしょう。
親子での楽しみ方
読み終わった後に、
お子さんと一緒に
実際に
ピクニックに行くのも
素敵なアイデアです。
ぐりとぐらごっこをして、
お弁当を持って
近くの公園で
楽しんでみてください。
絵本『あな』 谷川 俊太郎 作 和田 誠 画
あらすじ
「あな」は、
詩人、谷川俊太郎さんの
作品です。
シンプルなタイトル通り、
穴がテーマの絵本です。
穴を掘りながら、
さまざまな発見があります。
この穴が
どうなるのかなと
楽しい想像が
膨らみます。
おすすめポイント
シンプルながら
深いテーマを持つ
絵本です。
子どもたちの
好奇心を引き出し、
想像力を
かき立てます。
視覚的な表現も豊かで、
絵と詩の
美しさを楽しめます。
読み聞かせのコツ
あまり早く読み進めずに
この穴は
何どうなるのかを
想像する時間を
ちょっとだけ作るような
意識をしながら
読むと良いでしょう。
想像力を働かせながら、
一緒に冒険する気持ちで
読み進めてください。
親子での楽しみ方
お散歩に出かけて、
実際に
穴を探したりするのも
楽しいです。
公園の砂場で
大きな穴を、
一緒に掘るのも
楽しいです。
保育園でも
この本を
読んだ後は
砂場で
みんなで
大きな穴掘りをして
楽しみましたよ。
絵本『そらまめくんのベッド』 なかや みわ 作
あらすじ
「そらまめくんのベッド」は、
そらまめくんが
大切にしている
ふかふかのベッドが
テーマの絵本です。
ある日、
そのベッドが
なくなってしまい、
そらまめくんは大慌て。
友だちの力を借りて
ベッドを探しに
出かけます。
おすすめポイント
友情や
思いやりの大切さを
学べる絵本です。
そらまめくんと
友だちの
冒険を通じて、
協力することの
大切さや優しさを
伝えます。
絵もかわいらしく、
子どもたちに
親しみやすいです。
読み聞かせのコツ
そらまめくんの気持ちを
表現しながら読むと、
子どもたちは
物語に引き込まれます。
友だちとの
やり取りを楽しみながら、
声のトーンを
変えて読むと
良いでしょう。
親子での楽しみ方
実際に
そらまめを購入し
皮をむいてみるのも
楽しいですよ。
表面の硬い皮からは
想像つかないような
ふわふわの内側に
さわってみると
そらまめくんが
このベッドが
大好きな理由が
わかると思います。
絵本の読み聞かせの効果
言葉の力を育む
絵本を通じて、
新しい言葉や
表現を学ぶことで、
子どもの語彙力が
豊かになります。
物語の中で使われる
言葉や表現は、
日常生活では
なかなか触れることが
できないものも
多く含まれています。
想像力を刺激する
絵本の世界は、
子どもたちの
想像力を広げます。
物語の展開を予想したり、
キャラクターの気持ちを
想像することで、
想像力が養われます。
集中力を高める
物語を聞くことで、
子どもたちは
集中力を鍛えます。
話の展開に
興味を持ち、
次に何が起こるかを
予想することで、
注意力も
高まります。
親子の絆を深める
読み聞かせの時間は、
親子の大切な
コミュニケーションの
時間です。
絵本を通じて
一緒に笑ったり、
驚いたりすることで、
親子の絆が深まります。
絵本の読み聞かせのコツ
声のトーンを変える
キャラクターに合わせて
声のトーンを変えることで、
物語がより
生き生きとします。
興味を引きつけるために、
声の高さや
速さを工夫しましょう。
表情を加える
表情をつけることで
子どもたちは
物語にさらに
引き込まれます。
悲しい顔や嬉しい顔で
共感を引き出し
絵本の世界が
よりリアルになります。
質問をする
物語が終わったら
「どんなところが
おもしろかった?」などの
質問をすることで、
子どもたちの
想像力を刺激します。
考えさせることで、
理解力も深まります。
一緒に声に出す
リズムや
繰り返しのあるフレーズを
一緒に声に出して読むと、
子どもたちは
楽しく参加できます。
親子で一緒に読むことで、
楽しさが倍増します。
終わりに
絵本の読み聞かせは、
子どもたちの成長に
とても大切な
役割を果たします。
今回紹介した
「ぐりとぐらのえんそく」
「あな」
「そらまめくんのベッド」は、
4歳児にぴったりの絵本です。
ぜひ、親子で
一緒に楽しんでみてください。
絵本を通じて、
子どもたちの
成長を見守り、
素敵な時間を
過ごしましょう。
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