こんにちは!
元保育士のれいです。
今日は、
3歳児向けの
おすすめ絵本を3冊
ご紹介します。
それぞれの絵本が、
子どもたちの発達に
どのように役立つのか、
保育士の視点から
解説します。
3歳児の発達と絵本の読み聞かせの大切さ
3歳児の発達特徴
3歳児は、
言葉の発達が
急速に進む時期です。
単語だけでなく、
簡単な文章も
理解できるようになります。
また、
好奇心が旺盛で、
様々な物事に
興味を持ち始めます。
この時期には、
物語を
楽しむ力も育ってきます。
絵本の読み聞かせの効果
絵本の読み聞かせは、
3歳児の言語発達を
促すだけでなく、
親子の絆を
深める大切な時間です。
物語を通して、
子どもたちは
共感力や想像力を
育みます。
また、
繰り返し読むことで、
言葉や表現を
自然に覚え、
理解力が高まります。
絵本『パンダ銭湯』 tupera tupera 作・絵
あらすじ
『パンダ銭湯』は、
ユーモラスなお話です。
ある日、
パンダたちが
銭湯に行くと、
実はその白黒の模様は
塗料で
描かれていたことが
判明します。
パンダたちが
次々に
銭湯で
塗料を洗い流し、
真っ白な姿になるという
ユーモアに満ちた
ストーリーです。
おすすめポイント
この絵本は、
子どもたちに
大人気の
パンダが主人公で、
ユニークな
ストーリーが
笑いを誘います。
シンプルで
明るいイラストが、
子どもたちの
興味を引きます。
また、
銭湯という
日常の場面を
舞台にしたお話は、
親しみやすく、
親子で楽しめる内容です。
読み聞かせのポイント
読み聞かせの際には、
パンダたちが
次々に
真っ白になる
シーンを
楽しみながら
読み上げましょう。
一緒に
驚きながら読むと、
子どもたちの
興味を引き出せます。
ユーモアを交えて
読むことで、
物語の面白さが
一層引き立ちます。
親子での楽しみ方
絵本を読み終えた後に、
お風呂や
手洗いの時に
パンダごっこを
してみるのも
楽しいです。
手が汚れていて
汚れが
落ちているのが
わかるような時に
パンダ銭湯の
パンダさんみたいだね。
と声がけすると
こどもたちは
絵本を思い出して
嬉しそうでした。
保育園では
どろんこ遊びの後など
パンダさんみたいに
黒いの全部
落とさないとね、
というと
一生懸命
きれいにしていましたよ。
また、
銭湯やお風呂を
テーマにした話を
親子で楽しむことで、
日常の入浴時間が
一層楽しいものになります。
絵本『『三びきのこぶた』 イギリスの昔話 / 瀬田 貞二 訳・山田 三郎 画
あらすじ
『三びきのこぶた』は、
3匹のこぶたが
それぞれ
家を建て、
狼から身を守るために
協力し合うお話です。
わらの家、
木の家、
そしてレンガの家という
3つの異なる家が登場し、
それぞれの運命が
どうなるかが
描かれています。
おすすめポイント
この絵本は、
努力と知恵の
大切さを教えてくれます。
3匹のこぶたが
試行錯誤しながら、
最終的に
レンガの家で
狼を退ける姿は、
子どもたちに
勇気と協力の
重要性を伝えます。
読み聞かせのポイント
読み聞かせの際には、
こぶたたちの声や
狼の声を
変えながら読むと、
子どもたちが物語に
引き込まれます。
「ふーふーと
吹き飛ばしてやる!」
などのフレーズを
強調することで、
物語のリズムを
楽しめます。
親子での楽しみ方
絵本を読み終えた後に、
家族で
「三びきのこぶたごっこ」を
してみるのも楽しいです。
家の中で
簡単なセットを作り、
こぶたと
狼の役を演じながら
遊ぶことで、
物語の世界を
再現できます。
大きめの
ダンボールがあれば
それだけで
おうちになりますよ。
また、
家づくりの工夫について
話し合うことで、
創造力を
育てることができます。
絵本『もったいないばあさん』 真珠 まりこ 作
あらすじ
『もったいないばあさん』は、
もったいないという
言葉の意味を
楽しく教えてくれる
絵本です。
もったいないばあさんが、
いろいろな場面で
「もったいない!」
と叫びながら、
無駄をなくす方法を
伝えます。
おすすめポイント
この絵本は、
環境意識や
節約の大切さを
子どもたちに教える
素晴らしい教材です。
もったいないばあさんの
ユーモラスな
キャラクターが、
子どもたちに
親しみやすく、
無駄を減らす
習慣を自然に
身につけることが
できます。
読み聞かせのポイント
読み聞かせの際には、
もったいないばあさんの声を
ユーモラスに表現すると、
子どもたちが
楽しんで
聞いてくれます。
また、
「もったいない!」の
フレーズを
一緒に言ってみることで、
子どもたちの
興味を引きます。
親子での楽しみ方
絵本を
読み終えた後に、
家の中で
「もったいない探し」を
してみましょう。
使わないものや
無駄遣いを見つけて、
一緒に工夫して
節約する
遊びを通じて、
環境意識を
高めることができます。
また、
リサイクルや
リユースの
アイデアを
話し合うことで、
創造力も
育てられます。
「まとめ」
3歳児におすすめの
絵本3冊を
ご紹介しました。
それぞれの絵本は、
子どもたちの成長に
役立つだけでなく、
親子の絆を深める
素晴らしいツールです。
『パンダ銭湯』は、
ユーモアや
絵本の
楽しさを
教えてくれます。
『三びきのこぶた』は、
努力と知恵の大切さを、
『もったいないばあさん』は、
環境意識と
節約の大切さを、
教えてくれます。
絵本の読み聞かせは、
親子の大切な
コミュニケーションの
時間です。
ぜひ、
今回ご紹介した
絵本を手に取って、
お子さんとの
素敵なひとときを
過ごしてくださいね。
絵本を通じて、
親子の絆が深まり、
お子さんの成長を
見守る楽しさを
感じていただければ
幸いです。
これからも、
たくさんの絵本と一緒に
楽しい時間を
過ごしてくださいね!
この記事が、
3歳児向けの
絵本選びに役立ち、
読み聞かせの時間が
より楽しいものに
なりますように。
どうぞ素敵な
絵本の時間を
お楽しみください!